我が家の次女は生後7ヶ月で乳・卵・小麦の食物アレルギーがあると診断されました。
一番程度の軽かった小麦を克服し、次は医師の指示に従って卵の経口免疫療法を行っていくことになりました。
卵はアレルギーの検査をする際、「卵黄」「卵白」「オボムコイド」の3項目に分けて検査を行います。
次女の場合は以下のような結果でした。
- 卵白 クラス4
- 卵黄 クラス3
- オボムコイド 0(アレルギーなし)
この記事では次女が実際に行った卵アレルギー治療の進め方と、その経過をご紹介します。
卵アレルギー 治療の進め方
卵アレルギーの治療は次の4段階に渡って行います。
- 固茹で玉子(黄身だけ)
- 固茹で玉子(全卵)
- 火の通った全卵(煎り卵等)
- あまり火の通ってない卵(マヨネーズ等)
かかりつけ医の指導のもと、1日おきに少しずつ食べさせていきます。
順調に進むならば1gずつ増やしていき、アレルギー反応が出たらそこでストップ。
アレルギー反応が出たらそのグラム数で2週間継続し、アレルギー反応が出なくなったら次へ進む。
目標に到達したら再度通院して報告&次に進むというような流れでした。
小児科でいただいた資料には乳、小麦が接種できる場合は卵加工品を接種するという項目があったんですが、次女の場合は該当しないので実施していません。
卵アレルギー治療の経過
我が家の次女の場合、卵黄も卵白もアレルギー反応が出ていたのでまずは卵黄からスタートしました。
卵黄の経口免疫療法
食べるのは20以上固ゆでした茹で玉子です。
1gからスタートしてどんどん増やしていきます。
次女の場合、6gまでは順調でしたが、そこからなかなかうまく進みませんでした。
アレルギー反応が出るのではなく、固ゆでしている茹で玉子のモソモソパサパサの食感が嫌だったようです。
なかなか進みはゆっくりでしたが、卵黄を豆乳で柔らかくする等工夫したところ食べてもらえました。
全卵の経口免疫療法
卵黄を目標までクリアしたら次は全卵です。
全卵も同じく20分以上固ゆでした茹で玉子を使います。
固ゆでした茹で玉子を細かく砕いて黄身と白身を混ぜて食べる、このようなやり方をします。
これも最初の頃は順調だったのですが、7gぐらいから進みが悪くなってきました。
アレルギー反応が出たということもありますが、それ以上に美味しくないんですよね…。
モソモソのパサパサで美味しくなかったんですよ..。
こんな味&食感じゃ沢山は食べれない。。。
アレルギーの方じゃなくて最寄りのかかりつけ小児科でも先生に言われました。
美味しくないからねえ。
お母さんも色々工夫してあげてね。
よそのお母さんは牛乳と混ぜてスムージーみたいにしてたみたいだよ。
我が家では牛乳は飲めないのでこの「スムージー作戦」は取り入れませんでした。
なんやかんやで卵黄の時と同じく豆乳で滑らかにしたり、少しだけ塩コショウ足して味を付けたりして食べてもらいましたが、ここまで3か月ぐらいかかった気がします。
火の通った全卵(炒り卵等)の経口免疫療法
茹で玉子地獄をクリアすると、今度は全卵を使った料理に挑戦できます。
いきなり生卵というわけにはいかないので、まずは火の通った玉子料理に挑戦します。
具体的には玉子焼きや炒り卵、かきたま汁です。
生や半熟の部分がないように調理するのが重要です。
我が家ではよく薄焼き玉子や茶わん蒸しを食べてもらっていました。
今までの茹で玉子と食感も違って食べやすかったみたいです。
あまり火の通ってない卵(マヨネーズ)の経口免疫療法
最後はあまり火の通っていない玉子に挑戦します。
簡単に言うとマヨネーズですね。
現在次女が挑戦しているのはここですが、今のところ問題なく食べています。
私があまり普段からマヨネーズを使わないのでどうやって与えようか悩んでいたりもします。
(ポテトサラダとか色々考えればあるはずなんですが)
玉子と並行で乳も練習してるからついつい後回しにしちゃってるんだよね。
いやいや、早く玉子も克服したいんだから
色々挑戦してみたいんですけど。
時々出してはいるんですよ?
最近コロナ流行やら夏休みやらでなかなかアレルギー科の方に行けなくて色々滞っていますが。
そろそろタイミング見計らって予約したいと思っています。
まとめ
小麦の時と比較すると進むのが遅くなっていた玉子。
茹で玉子から抜け出せた時は何とも言えない開放感がありました。
卵を食べられるようになると料理のバリエーションが増えますね。
スイーツはどうしても乳をクリアしないと厳しいところがありますが、こちらも少しずつ頑張ってもらいたいと思います。
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